言葉で表すにはもったいない
みなさん、こんにちはいかがお過ごしですか?
金曜日のデザイン研究のとき、友人に作家さんやデザイナーさんについて教えてもらいながら授業を受けてとてもありがたかったです。
私自身、デザイナーを目指しているにも関わらず、作家さんやデザイナーさんにはお恥ずかしながら疎くてこれから知っていきたいです。
それでもかろうじて知っていて好きなデザイナーさん?アーティストさん?は
「キースへリング」さんと「バンクシー」さんです。
どちらも奇想天外、ユーモラスでくせのきいた作品を描いています。
初めてお二人の作品を見たときは脈が上がりました。
今回はバンクシーについてご紹介します
バンクシーは正体不明であらゆる公共空間に作品を描いているストリートアーティストです。
そのほかにも政治活動家、映画監督、さらには過去に軽犯罪を犯し刑務所にいたこともある
なんとも多才であり自由な方です。
そうゆうところも魅力的に感じました。
バンクシーはネズミの絵を描くことで有名で偽物が多く出ました
この作品をはじめてみたとき直感的に恐怖を感じました。
なんでしょう、この絵の雰囲気から何かが迫ってくるような恐ろしさを感じたのです。
『可愛らしいネズミだけじゃ終わらせない』
言葉じゃ言い表せない感情や印象を与える絵の力を彼は持っています。
そんなバンクシー作品でもっとも話題になった作品が「風船と少女」です。
こちらの作品はオークションで日本円でいう1億5000万円で落札されました。
しかし、売却が成立した途端、
額縁に隠されていたシュレッダーが起動し、絵が裁断されてしまいました。
バンクシーによるいたずらです。
「アートは、一部の富裕層が所有したり、金融商品のように売買したりするものではない」
というバンクシーのオークションに対する反論が込められているといいます。
この作品を落札した女性は裁断されたままでも受け取ると伝え、
作品名が
「風船と少女」から「愛はゴミ箱の中に」に変更されました。
なんとも粋で、ロマンチックで、エキゾチックです。
言葉では表さず作品や演出を通して伝える。
言葉では表しきれない、表せないのでしょう。
彼のような存在をアーティストと呼ぶのだと改めて感じました。
今回もご覧いただきありがとうございました。
1コメント
2019.06.18 00:29